【ホーム・デポ(HD)銘柄分析】ホーム・デポ(HD)に投資を決めた理由

  • 2021年1月30日
  • 2021年1月30日
  • 投資
  • 103view

 どうも、ふみおです。

 2020年12月にホーム・デポ(HD)という銘柄をこっそり買い付けました。
そこで本記事では米国株のホーム・デポ(HD)という銘柄を紹介します。

・ホーム・デポ(HD)ってどんな銘柄?
・ホーム・デポの基本情報
 →売上高、営業利益、配当金、配当性向、増配率等の推移
・ホーム・デポにふみおが投資する理由

ホーム・デポとは

 ホーム・デポはアメリカ合衆国ジョージア州に本社を置く最大の住宅リフォームチェーンであり、建設資材やDIY用品を扱っています。店舗としてはアメリカ以外にもカナダやメキシコといった北米を中心にしており、中国にも店舗を展開しています。

ふみお
ホーム・デポは日本のコメリ、カインズ、コーナン、ナフコなどのチェーン店みたいなものです。

 またホーム・デポは連続増配年数が11年であり、配当利回りは2.0~2.5%前後を推移しています。ちなみにホーム・デポは、以下のセクターや指数を構成しています。

・一般消費財セクターに分類
・S&P500及びNYダウの構成銘柄
・S&P格付 A

ホーム・デポの財務状況等

 ホーム・デポ(HD)の株価及び売上高等の情報を収集し、グラフにまとめましたので、ご参考ください。

株価推移

 まずホーム・デポの株価を見ていきましょう。

 ホーム・デポの株価は長期的に見て右肩上がりに推移しています。
2012年から株価が急上昇しており、2020年のコロナショックには急落をしました。その後、コロナ前の株価を更新し、最高値を記録しています。

 参考として2000年から2020年の株価推移を示します。

売上高と売上高成長率

 次にホーム・デポ(HD)の売上高と売上高成長率についてです。

 2008年のリーマンショックから2年間は売上高が減少していますが、2010年から右肩上がりに成長しています。そして2020年のコロナショックでも売上高を伸ばしています。2010年から2020年の売上高成長率は平均で5.25%となっています。

 なお売上高成長率は企業がどのような成長ステージにいるかによって異なります。つまり成長中の企業と老舗企業では成長速度が違うため、売上高成長率には基準となる目安はありませんが、ホーム・デポは10年間で見ても安定した売上高成長をしていると言えます。

営業利益と営業利益率

 次に営業利益と営業利益率についてです。

 営業利益についても売上高と同様の傾向を示しています。2008年から2020年の11年間における営業利益率は平均で約11.2%になります。

 営業利益率は業種により目安は異なりますが、ホーム・デポの属する小売業では2~3%程度が目安と言われています。その中で営業利益率が10%を超えているのは高い水準にあると考えられます。

配当金・増配率・配当性向

 次に配当金・増配率・配当性向についてです。

 ホーム・デポの配当金は2009年から右肩上がりに推移しており、増配率も12年間で平均約17.5%と高い結果を出しています。

 配当性向は40~50%程度を推移しており、12年間の平均配当性向は約46%で無理な配当を出しているわけではなさそうです。

発行株式数と1株あたりの利益

 次に発行株式数と1株あたりの利益(EPS)についてです。

 ホーム・デポの発行株式数が年々減少していることが分かります。どういうことかと言うと、自社株買いを行って市場に出回っている株を減らし、1株あたりの株価を上げているわけです。

 市場に出回る株数を減らすと同時に売上高と営業利益を増加させているため、必然的に1株あたりの利益(EPS)も右肩上がりに推移しています。

フリーキャッシュフローと1株あたりのフリーキャッシュフロー

 最後にフリーキャッシュフローと1株あたりのフリーキャッシュフローの推移についてです。

 フリーキャッシュフローは2011年から右肩上がりに推移しています。
フリーキャッシュフローは主に以下のように使われてます。

(1)株主への分配(還元)
(2)新規事業への投資(事業の拡大)
(3)財務の改善(借入金の返済)

 配当金の増加とフリーキャッシュフローの増加には相関性がしっかりと見られており、株主にちゃんと利益を還元していることが分かります。

まとめ:ふみおが投資を決めた理由

 ふみおが上記を踏まえてホーム・デポに投資を決めた理由は以下の通りです。

(1)ホーム・デポの株価が長期的に右肩上がり
 →インカムゲインとキャピタルゲインを見込める

(2)ホーム・デポの連続増配年数は突出するほどではないが、
   減配をせずに増配率が大きい
 →長期的には高配当を見込める

(3)米国はDIYが盛んな文化であり、市場的に安定性が見込まれる
 →DIY用品や建設資材を扱うトップ企業で経営破綻にはなりにくい

(4)小売業において営業利益率が高いと同時に、配当性向も無理がなく、
   フリーキャッシュフローにゆとりがある
 →企業の収益力が高く、無配になるリスクが少ない

ふみお
ふみおは高配当株投資を主軸にしており、必ずしも現時点で高配当でなくても構わない投資スタイルなので個人的にアリです!

今後ホーム・デポがどんなパフォーマンスをしてくれるか楽しみです!

 高配当株投資をされている方でホーム・デポが気になった人は是非ご自身でも調べた上で投資先として検討してみてはいかがでしょうか?
※投資の際は自己責任のもと行ってください

ふみお
最後までご覧頂きありがとうございました!

最新情報をチェックしよう!